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NISA 検討時に初心者が知っておくべき落とし穴 必読 [株式]

最近CMなどで何度も耳にする「NISA」(ニーサ)
株取引をしていない人の「NISA」の認識はどの程度だろう?

言葉は聞いたことはあるが、よく知らない。
株式初心者にちょうど良い制度。
株なんて興味無い。
お金がかかりそう。
興味はあるがお金が無い。

くらいではないだろうか?

簡単にメリットとデメリットを解説したい。
NISAのメリット

NISAのメリットは、売却益および配当金にかかる税金が非課税になる。 

これだけでは訳が分からない。
少しわかりやすい文章にしてみる。

投資が年間100万円までの配当や譲渡益について、この税金を非課税にする。
          ↓
投資額100万以内の利益には課税しません。
          ↓
投資額が100万なら利益がいくら出てもそれには課税しません。(現在は10.147%の課税)

非常に投資初心者にはワクワクする内容になっている。

政府の狙いがハッキリ見える。 株式投資に人を呼び込みたいのだ。
もちろん証券会社もこの流れに乗りたい。
それで連日CMでこの「NISA」(ニーサ)ワードを聞かされている。

勿論、金の匂いがする話だから人は集まってくる。
しかし頭の良いお役所の人が作った仕組みなので、落とし穴が当然ある。

まず税率、現在は10.147%が利益に課税されているのだが、これが元の税率20.315に戻る。
よって現在の 投資 家にはまったくメリットが無い。

次にNISA特有の落とし穴。

1.損益通算や3年間の損失繰越は不可。
 
 これが最大のデメリットだ。
 ようするにNISA口座で保有している株式等に関してはその他の銘柄と損益通算することは出来ません。これはNISA口座以外の口座に入っている株式等との通算が出来ないだけでなくNISA口座内の株式等の間でも通算が出来ません。

100万の投資で利益出た分は課税しません。
という性格から損失がでると補償は無い。

他口座で200万の利益が出て、NISAで50万損益が出ても、
利益の200万にはしっかり税率20.315%が掛かる仕組みだ。

勝てばありがたいシステムだが、負ければ痛いだけのシステムだ。

2.口座開設期間中に作れる口座は1つだけ

 これが証券会社が必至にCMを流している最大の理由になる。
 A証券で口座を開設しけど、B証券の方が手数料が安かったからB証券にしよう!ということは出来ない。
 
期間は下の通り
①2014年~2017年(平成26年~29年)
②2018年~2021年(平成30年~33年)
③2022年~2023年(平成34年~35年)

3.証券会社等によってNISA口座で扱える銘柄や種類は異なる。
 
 色々な銘柄や投資方があるなか、機関によっては取り扱ってないものもある。
 銀行でNISA口座を開設すると、株式は取り扱っていないので投資信託しかできなかった。
 なんて事態も起こってしまう。

4.年度内に売却するとその分はリサイクル出来きない。

 年間100万円までの新規投資した株式等に関連する譲渡益や配当・分配益を最長5年間に渡り非課税にする。
 またわかりずらい表現です。
 この文言の新規投資という言葉がネックになる。

 どういうことかというと1/1~12/31のなかで、
A株30万 B株20万を買い(この時点で50万の枠を消費)、翌月B株を売る。
すると残りの枠は70万ではなく、50万。
この状態で次の年になるとまた100万買えるかというと、答えはNO。
翌年は残りの70万の枠しか残っていない。
なんとも分かりずらいシステムである。


尚、私は株式の専門家でもなんでもないので、NISAを始めてみようとしている方は
自分でしっかり勉強してほしい。

追記 現在「複数口座」容認に金融庁が動いてる。


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